sakura.ioで家の外から施錠確認をする(IoT)-ハード編
はじめに
皆さん,IoTライフ満喫してますか.当方,アイデアが貧困なもので,なかなか満喫できておりません.IoTというのは,Internet of Thingsの略で,そこら辺の物体をインターネットにつなげれば便利になるよねということらしいです.人によって解釈が違うらしいので,あまり細かいことは書きません(自分もよくわかっていない).
今回は,月60円から利用できる(2018年1月現在)IoTプラットフォームsakura.ioを使って,家の施錠確認を外部からできるというデモをしてみたいと思います.sakura.ioは,レンタルサーバーなどでおなじみの,さくらインターネットが提供するIoTプラットフォームであり,サーバー事業者としての強みを生かした統合的なものとなっています.
完成品
完成品だけ見てもわからないと思いますが,こんな感じでドアの施錠確認はバッチリ検知できます.
準備物
さくらの通信モジュール(LTE)-ベータ版
sakura.io Arduinoシールドボード
Arduino Uno(今回は中華製の互換品)
PC
電子部品 等
組立
sakura.ioを使えるように組立てます.モジュールにアンテナを付けてシールドボードに乗せるだけなので簡単です(画像では,付属のステイでアンテナを固定しています).
今回は,ドアの施錠確認だけできればいいので鍵のところにフォトインタラプタを付ければ良いなということになりました.それで,良く売っているCNZ1023を下の画像のようにニッパーなどで2つに割ります.今回使うのは,受光側(フォトダイオード側)です.

発光側は別途赤外線LEDを準備します.しかし,そのままでは我が家のドアの隙間に入らなかったのでやすりで削ります.
回路は,CNZ1023のデータシートに乗っている回路を使いました.
適当に設置します.
シリアルプロッタの画面を見ると,鍵をかけると波形が変化していることがわかる.何とか実用レベル?

次回はソフト編
Arduino側のプログラム作成
nodeRedを使ってみる